● 定期刊行物の発行

　専門家向けの技術情報誌として「海外の森林と林業」（「熱帯林業」を７１号から改名）を，一般向け情報誌として「緑の地球」を それぞれ発行しています。

海外の森林と林業

緑の地球

● テキスト類の発刊

ＮＧＯ関係者など，熱帯林等の保全・造成に携わろうとする人々が必要な技術や情報を修得するための参考図書として，「熱帯林造成 技術テキスト」，「熱帯林情報」をシリーズで発行し，これまでに和文テキスト１２冊，英文テキスト２冊，情報図書５冊を発行して います。

発行図書一覧

● 参考文献の収集

　熱帯林等海外の森林，林業や海外林業協力などに関する図書や資料を収集し，一般の閲覧に供しています。現在までの蔵書数は，和文 約1,200冊，英文約1,000冊となっています。

● 普及啓発用資材の作成と活用

　人々に地球の緑化や環境保全への理解を深めてもらうために，パンフレット，パネル，ＣＤ，ビデオなどを作成し，環境関連イベントや 国際会議の場など様々な機会で活用しています。また，子ども向け冊子を作成して小学校へ寄贈したり，研修用ＣＤを海外の森林関係機関 などに配布するほか，地方公共団体等へのパネルの貸し出しなどを行っています。

親子連れなどで賑わうみどりの感謝祭でのパネル展示

● フォーラム等の開催

　地球温暖化防止に向けた吸収源ＣＤＭ（ＣＤＭ植林）プロジェクトの実施促進を図るため，情報提供を通じた普及啓発活動を行っています。 ＣＤＭ植林は，産業界の間では新ビジネスの機会として，また企業の社会的責任の一環としての位置づけから注目されています。また，ＮＧＯ 等の間では，新たな活動の分野として関心が高まっています。そこで，ＣＤＭ植林プロジェクトの実施に関する具体的なノウハウや課題，先行 事例などの情報を提供するために，毎年内外から講師を招いて国際フォーラムを開催しています。

　また，気候変動枠組条約締約国会議（ＣＯＰ）が開催されるたびに，議論の推移や決定事項などを説明する報告会を開催しています。

これまでに開催した講演会，シンポジウム等

ＣＤＭ植林の普及啓発を図るため，国内外から専門家を招いて吸収源ＣＤＭフォーラムを開催