Japan International Forestry Promotion and Cooperation Center
国際ワークショップ “鉱山開発跡地の森林再生” の開催


 酸性硫酸塩土壌は世界中に広く分布している問題土壌の一つです。農地開発や鉱山開発により,原因物質であるパイライトが地表に表出し,それが硫酸に酸化することにより問題土壌が発生します。そのため,耕作を断念して放棄されたり,鉱物開発跡が植生回復されないまま荒廃地化するなど,大きな問題となっています。特に,燃料としての石炭は,石油などと比較して安価であることなどから,近年,アジアを中心として需要が急増しています。インドネシア等においては,広汎に露天掘りにより採掘が進められていますが,採掘後に発生する酸性硫酸塩土壌下で森林を復旧・回復させる技術の開発が喫緊の課題となっています。
 今回のワークショップでは,こうした問題土壌の発生メカニズムや,土地利用上に与えている影響や,対策の基本的方向等について整理を行うとともに,インドネシアにおける石炭採掘の現状と森林回復の取組の事例についての報告,当センターが策定した石炭開発跡地植生回復のためのガイドラインについての発表を行い,それらの情報を踏まえ,こうした問題土壌での植生回復の方策,課題等について,会場の参加者も交えた議論を行います。

 多数の皆様のご参加をお待ちしています。
 

◆日 時: 平成27年3月17日(火)13時30分〜17時00分 (開場13時予定)
   
◆場 所: 国立オリンピック記念青少年総合センター (センター棟 416号室)
  東京都渋谷区代々木神園町 3番1号(アクセス:地図
   
◆次 第:
時 間 内   容
13:30 開会
13:30〜13:35 主催者挨拶
13:35〜13:40 来賓挨拶
13:40〜14:30 基調講演:
  ○ 森林伐採による強酸性土壌の発生と対策の基本的方向
      佐々木 惠彦 講師, (公財) 国際緑化推進センター 理事長
14:30〜16:00 パネリスト報告
   @ インドネシアの鉱山開発と森林政策
      スシロ・インドラルト 講師, インドネシア環境・林業省 森林再生土地保全課長
   A インドネシアにおける石炭露天掘跡地の森林再生への取組
      スカルティ・ニンシー 講師, インドネシア ムラワルマン大学 教授
   B 開発地植生回復ガイドラインの策定
      仲摩 栄一郎 講師, (公財) 国際緑化推進センター 主任研究員
   C 南カリマンタン州における石炭鉱山開発と森林再生の事例
      坂井 睦哉 講師, コマツマーケティング&サポートインドネシア 取締役
16:00〜16:15 休憩
16:15〜17:00 パネルディスカッション及び質疑応答
17:00 閉会
   
◆定 員: 60名程度
   
◆申 込: こちらからお申し込み下さい。→(申込みフォーム
 
◆参加料: 無料

なお,ワークショップの終了後,5時半頃から,講師の方々との懇親会(会費:2,000円)の開催を計画しています。
懇親会への参加を希望される方は,ワークショップ参加申込時に併せてお申し込みいただきたく,お願い申し上げます。
  会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター内 レストランさくら


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